[書評]社会人文学、学術の社会的疎通を語る

2012年 冬号(通卷158号)

書評: 権ボドゥレほか『知識の現場 言説の風景』ハンギル社、2012年

 

柳浚弼 /仁荷大学校韓 国学研究所 HK教授  pilsotm@inha.ac.kr

 

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「社会人文学」は、ここ最近流行りの新たな「ブランド」である。創批が主管する「社会人文学評論賞」がすでに二度の受賞者を輩出し、韓国学分野を代表する研究所(延世大学校国学研究院)も研究課題や研究叢書の名称として社会人文学を使用している。社会人文学という名だけでも、そのコンセプトが推し量れるように、社会人文学は人文学の社会性と批判的アイデンティティを回復しようという特定の学術的傾向を指す。その具体的内実と志向性は一言で簡単に言えるようなものではないが、社会人文学というタイトルが脚光を浴びる背景には、人文学の位相と動向にたいする反省を要請する昨今の社会的・歴史的状況がある。
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