[巻頭言]87年体制を乗り越え、2013年体制へ進んでいこう

2012年 冬号(通卷158号)

金鍾曄

87年体制は、金泳三と金大中との単一化の失敗によって、民主化闘争の成果が矮小化された形として制度化されたことによって始まった。この失敗の影は暗くて深かった。独裁との闘争の中で野党と在野・市民社会運動と大衆とを抱き合わせながら形成された最大の挑戦連合は、それ以後民主化をリードする社会勢力連合として発展するのではなく、反目してバラバラになってしまったのである。反独裁闘争の中で民主的感受性を鍛錬した自由主義勢力が独自的アイデンティティを持ちながら発展するどころか、地域主義に便乗して権力を再生産する退嬰的な存在となり、三党合併やDJP(金大中・金鍾泌)連合のように、保守勢力との妥協の中でかろうじて政治的代案を組織することができた。これによって、改革的自由主義勢力と進歩陣営の間にも甚大な分裂が起こった。

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